選択肢は多いほうが良い。
昨日からの２４時間で，トップページからこの日記に入ってきた人よりも レイザーラモンの検索で飛んできた人の方が圧倒的に多いよ！ ちなみにトップページからと検索ワード『ハードゲイ』からとがほぼ拮抗。
イプシロン！？ こんにちは，ゆかしです。
昨日折角書いたテキストを無にするのは惜しいので，表を画像にしてみた。そんで公開。
最近質問されることの多いファジーについて ちょいと書きます。
８割方は自分の考えを纏めるために書くので，読み取りにくい箇所があるやもしれません。ある程度の知識も前提になってます。判らない人はおいてけぼりで。まぁ質問されたら答えますけど。
最近よくファジーと呼ばれているものは，しゃがみダッシュガード。目的としては，投げはしゃがんでかわし，上・中段打撃はガードしようって技術。
これにもうひとつＦ屈伸があり，目的は前述のものとほぼ同じ。使いどころが若干違う。
- しゃがダガード
- 原理としては，(中段)打撃よりも投げの発生が速いことを利用する。投げのタイミングはしゃがみダッシュでかわし，打撃のタイミングでは立ちガードする。
入力後 即座にしゃがみ状態になるので，５フレーム前後不利なとき使うと 相性が良い。
欠点としては，下段打撃にはまったくの無力。また相手の謎下段投げに吸われる事があり，X-boxを蹴飛ばしたくなる。
- Ｆ屈伸
- 原理はしゃがダガードと同じで，投げと打撃の発生の違いを利用する。投げのタイミングではしゃがんでかわし，打撃のタイミングでは立ちガード。下段打撃はさらに発生が遅かったり モーションが独特だったりするので，下段打撃にもある程度なら対応可能。
入力してから実際にしゃがみ状態になるまで３フレーム消費してしまうので，２フレーム前後不利な時に真価を発揮する。
また相手のディレイをまじえた中・下段打撃や投げでの揺さぶりにも効果的。
欠点は，先に書いた通り，３フレームの以降時間中に投げられやすい。また入力がデリケートなので，ちゃんと３フレームでしゃがむには訓練を要する。
２・５・８フレーム不利状況で，それぞれのファジーを行なった際のフレームごとの流れを表にしてみた。
- 最上段の数字は時間(フレーム)の流れを示しており，１コマで１フレーム。右に行くにしたがって時間が経過したことを表している。
- 上から２・３段目がそれぞれのファジーを行なった際の，キャラの姿勢を表している。便宜上，３フレームの間 しゃがみ状態を維持するものと仮定する。
- 薄い紫は立ち状態
- 濃い紫はしゃがみ状態
- 上から４・５段目は，それぞれ立ち投げ・下段投げを 対戦相手が選択した際の流れである。便宜上，立ち投げは発生６フレ・下段投げは発生３フレのものを選択したと仮定する。
- 薄い青は投げの発生
- 濃い青は投げの持続
- 上から６・７段目は，それぞれ発生11フレの中段(肘系)・14フレの中段(ミドル系)を 対戦相手が選択した際の流れである。
- 薄い赤は打撃の発生
- 濃い赤は打撃の持続(の瞬間)
- 上から８段目(最下段)は，ファジーではなく仆歩低膝を行なった場合の流れで，まぁ参考に。
- 表中での不利状況は，全て立ち状態で不利なときを表している。しゃがみ状態のときは，若干考え方が変わる。
▼２フレ不利。
この状況下でしゃがダガードをしても，立ち投げに吸われてしまうのが判る。(勿論しゃがみ姿勢を長めにとる事で回避可能だが) また下段投げを入れ込まれた場合も，吸われてしまう。
対してＦ屈伸であれば，両方の投げを回避できる。(発生４フレの下段投げには負ける)
まだそんなにフレーム的不利状況ではないので，打撃に対しては余裕をもってガード可能。
▼５フレ不利。
この状況では基本的に下段投げを喰らう心配がない。(天然で反応が遅い相手は除く)
立ち投げはしゃがダガードだと回避可能なのだが，Ｆ屈伸だとしゃがむ前に吸われてしまう。
打撃に対しては，しゃがダガードであれば余裕をもってガードできる。Ｆ屈伸だと肘クラスに対しては若干シビアであるが，ガード可能。
▼８フレ不利。
この状況は，いわゆる投げ確。
ここまで不利になるとＦ屈伸を使う意義は殆どない。肘やアッパー系を喰らってしまうし，相手の投げ確ミスにさえ吸われてしまう。
しゃがダガードであれば，投げ確ミスを避け，中段打撃もガード可能。たた肘クラスをガードするのは若干シビア。
まぁこんな感じか。
３つの不利状況を示したが，それは理論に基づく話であって，実際の使いどころを表しているものではない。実戦的な使い方などはまたいずれ。
ちなみに各ファジーの弱点っぽい事は書いたけど，具体的な対抗策は書いてません。必要ないからです。
だって色んなサイトやＢＢＳ・伝聞のかぎりだと使い手は数多く居るようだけど，僕が実際に使ってるのを見た事あるのは３人だけ。誰も使ってねぇのに対抗策なんて必要ねぇべ？
微妙な毒を吐いて今回の日記は終了。
