ダメージ効率とリソースと結果と。〜第4回〜

そういえば20日付けの日記に 枕(挨拶)を忘れてたな。いったん書いたネタの出来が良かったから それを温存したんだけど,代替を書き忘れてた。
・・・まぁ良いでしょう。こんにちは,ゆかしです。



第2回で「確定を取ってしまえば『ほぼ』ノーリスク」と書いた。つまり,リスクは存在する。
確定反撃を成立させてしまえば,減るのは相手の体力値だけなのでノーリスクと錯覚しがちだが,実際にはもうひとつ消費するものがあるのだ。それは残りタイムである。一部の投げ技や 斜面が絡んだ場合などは,特に大きく消費する。
つまり今後の行動機会が少なくなるのである。


無論タイム(=行動機会)はお互いに等しく与えられるものだが,常に変動するダメージ効率の中で消費されるタイムが お互いに等価値になどなりはしない。
特に残タイムが10秒を切ったあたりからそれは顕著になり,状況によっては確定を成立させた側が不利になる場合もある。(その事を見越して,わざと打撃をガードさせるなんて駆け引きも存在する。)


戦略として,40秒をどう使うか?という事を 巧いプレイヤーは決めている。(これは『40秒をフルに使う』という意味ではない。)
そして(厳密な行動パターンがある訳ではないにせよ)残りタイム毎の戦術ガイドラインをある程度決めている。
よくタイプアップしてから「タイム見てなかった」って発言をするプレイヤーもいるが,画面から獲られる情報は限られており,そんな貴重な情報を見過ごす事は 勝負を捨てているに等しい。



続きがあったんだけど,長くなりすぎるから持ち越し。次回は実例が多くなる予定。