エロゲを嗜んだ話。

ダイドーの自販機ってあるじゃない。あのポイントカード機能があって,関西弁で挨拶するやつ。今日紅茶を買ったらばさ,『あけましておめでとう,本年もよろしゅう!』なんて言う訳ですよ。
年が変わって一番最初に話しかけてきてくれたのは自販機,そんな2009。こんにちは,ゆかしです。


もう10年近く前のゲイムなんだけど,御神楽少女探偵団ってプレステ用ソフトがあって。
当時は,そのタイトル名と見た目,大正時代が舞台ってことで「あぁサクラの二匹目のドジョウ狙いね」と思ってしまった事が重なり,なんの興味もわかなかった。
ところが最近になって……

……って事を知り,俄然興味が出てきた次第。


調べてみたら 数年前に新・御神楽少女探偵団としてエロゲで復活,そのエロゲ版には PS版の2作品が移植されている事を知り,これはお得ってコトで即座に購入。


で,PS版から順に遊んだんだけど,ムチャクチャ面白い! 推理やサスペンス系のAVGが好きな人は遊ぶべき。


PS版を遊んで,なぜこれがエロゲ(X指定)として復活したのかも判った。おそらくPS版も,今現在の基準だと18歳以上推奨にしないと出せないはず。エロ的な意味ではなく,死体などの表現方法の問題で。
もっともありがちな動機なのにも関わらず,家庭用では回避されがちな『痴情のもつれ』ってヤツにも真っ向勝負しているし。
色んな意味で,見た目ナンパ・中身は硬派の良作。


閉ざされた洋館,謎の秘密結社,怪人,シリアルキラー,密室,そして最初の死体発見シーンなど,ミステリー小説好きなら たまらないかも。ホントおすすめ。
次回に続きます。