TV調整と隠しコマンド。

前回日記の写真を撮る時に思ったんだけど,オデッセリア2の文字って素晴らしく読みやすいね。少なくともPS・SS時代の一般的なゲイムよりも読みやすいし,PS2・DCでも これより読みづらいのがたくさんあった。
これがSFCハイレゾモードの実力か。こんにちは,ゆかしです。


ブラウン管テレビでの不満でありがちなのが,画面端の映像が多めに切れてしまうこと。(オーバスキャン)
まぁある程度(10%前後)が切れてしまうのは仕方ないことなんだけど,初期設定ではもっとザックリ切れてしまっている事も多い。


で調整したくとも,殆どのTVの設定メニューでは そんな項目は無い。
だから隠しコマンド(笑)……所謂サービスマンモードと呼ばれるもので設定する事にする。


下の映像は,16:9の画像をXBOX360で出力したもの。

↑これがうちのTVのデフォルト。特に左右がひどく20%程度切れている感じ。



↑調整後。ハマーン様の頭頂部や,キュベレイの指先をみたら,映像が広がっている事が判るハズ。


で,調整方法。・・・の前に。
サービスマンモードはユーザの目に触れない様にされているだけあって,映像が取り返しの付かない事になる可能性があります。
自己責任!で。


ここから下はビクター製TV(AV-32MP900)での調整方法ですが,同時期(2000年前後)のものなら殆ど同じはず。
またビクター製でなくとも,同じ様な事はできる筈です。(コマンドは検索すれば見つかると思う)


サービスマンモードへの入り方。
オフタイマ30分 → メニュー → 12ch ・・・で現れる表示画面で,1ch。
以後,選局で項目選択,音量で設定値変更。消音で設定保存。保存前であれば,メニュー or 電源ボタンでキャンセルできます。


大量の項目があるけど,オーバスキャンの設定に使うのは……

  • D01
  • D03
  • D16

……くらい。設定値を下げると映像が縮んでくれます。(下げる前に値をメモしておくべき)
気をつけるポイントは,適当に下げたりせず,16:9の比率を意識すること。また下げすぎると映像の歪みがひどくなる。


で,実際に調整したのが先ほどの下の写真なんだけど,これで切れている部分が10%ぐらい。切れてしまうのはブラウン管の仕組みでは仕方ないので,ある程度の妥協が必要。
けどこれだけでも全然違う。今まで出来なかったHeavyWeaponのノーミスノーボムクリアが,変えた途端にあっさりとできた。左右からのザコ敵認識率が大幅に向上。
それまでの苦労は一体……。